親の心子知らず。子の心親知らず。

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    本年もよろしくお願いいたします。

    お久しぶりでございます。その後の経過をお知らせいたします。母親は胆嚢炎を患い、あと二日遅ければ命に関わっていたそうです。そして僕は担当医の先生に怒られてしまいました。「何故ここまで放っておいたのか」と。昔から相当に肥満気味であった母でしたが、実際の体重を聞いて驚いてしまいました。147センチで70キロもあったのです。178センチ65キロの息子である私も、口が塞がりませんでした。つまり親の健康管理は子どもの責任であるとの事です。

    「もっと外出したほうがいい」「栄養のバランスを考えて」と、大分前から意見していたのですが、こちらもそんなにはシビアに説得はしていなかったと思いますし、向こうも真剣に受け止めてはいなかったでしょう。高齢となった親御さんがいらっしゃる方なら分かるでしょうが、子ども達が親の生活リズムに口を挟んでも、これがなかなか効果があがらない。命に関わる危機に陥ってからようやく親子共々反省する。そんな典型的なパターンです。

    「だから言ったこっちゃない」とは思いません。口だけのアドバイスなのでこちらも苦労してませんでしたし、僕は人に叱られるの嫌いではありません。「そんなにまで思ってくれているのか」と、嬉しくなったりします。術後に礼状も書きました。

    自分の蒔いた種で息子が怒られている光景と、74歳にして数時間にわたる胆嚢摘出手術を経験した母も、今回は心が入れ替わったようで、今では55キロまで落ちました。子ども達の小言だけではここまで効力は発揮しなかったでしょう。

    「勉強しなさいよ」と、口うるさく言われ続け、聞き流していた子ども時代、血は争えないものだと実感しました。

    話は少し変わって、実は親の事で医師に叱られたのは今回が初めてではありません。中学時代の事です。親父が酒に酔って自転車に乗り、自動車と接触事故を起こしたとの連絡が入った時、運悪く家には僕一人しかいませんでした。病院まで迎えに行ったところ、救急担当医に怒鳴られたのです。酒癖の悪い親父は医師にからんだらしく、病院側も参っていたらしいのです。そこに頼りなげな息子が一人で迎えに来たもんで、「ここのうちはどうなってるんじゃ」と更に怒りがわいたのでしょう。しかし息子としては踏んだり蹴ったりです。しかも翌日、親父は怪我をした事さえも覚えてないのですから。そんな役割なんですかね。

    母は無事退院しました。すっかり元気になってます。

    僕個人としては、年末に色々と騒動があり、まだ答えが出ていない状況です。その一つとして身分証、キャシュカードの入った財布を落としてしまい、今だ発見されません。かなり落ち込んでしましましたが、知り合いの女性が「それ位ならましだ」と励ましてくれました。彼女は年末に酒に酔って転倒してしまい、数ヶ月ギブスが取れない生活を送ったとの事。確かにそれはきついです。

    まぁ、降り掛かる不幸を取り上げればきりがありませんので、ここでご一報をひとつ。2月に役者で舞台にあがります。たった1ステージだけの贅沢な芝居です。キャパが400人あまり、しかもプロの演出家なので、今までとは異なる環境です。復帰を考えていたわけではありませんが、朝日新聞の夕刊にオーディッションの告知を見た時、迷いはありませんでした。これをきっかけに舞台復帰しようとは考えてない分、いいものを出しますのでご期待ください。詳細は後日アップいたします。

    それでは今年もよろしくお願いします。
    2010年1月 鍋島松涛

    (タイ・メーホンソン郊外 筆者撮影)

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